2011年07月19日

システム構築はまず骨組みから

ひと昔前まではISOコンサルティングのご依頼と言えばご紹介を通じてということが多かったのですが、最近ではインターネットからのお問合せもよく頂戴する。私もインターネットを公私共によく活用するので、お問合せを頂くということはいくつもあるホームページの中から当社の内容を何かしら気にかけていただいたということで、いつも有難く感じる。また、そういったお問合せをいただく度にネットの内容をもっとより良い内容に改善していかなければとも思う。

ホームページの構築とISOのマネジメントシステムの構築は非常に性質が似ている。当社はコンサルティングサービスの一環として、企業向けのホームページ制作や更新管理なども承っているのだが、どちらもまずは基礎となる部分をつくりあげて、骨組みができたら、それから徐々に肉付けをしていくことが好ましいと考えている。いきなり完璧なものを構築しようとすると、労力と時間があまりにも掛かり過ぎるし、ホームページもマネジメントシステムも出来上がってから考え方が変わったり、モデルチェンジしようとしても、作り直すのにまた労力と時間がかかる。特にISOのマネジメントシステムでは、システム構築が出来たけれど、現実とシステムがかけ離れているという状態になって苦しんでおられる企業が大変多い。

ISOの要求事項には「継続的改善」という要求が含まれており、マネジメントシステムを運用しながら、組織のシステムをより良いものにしてききなさいという考え方が備わっている。これは非常に良い考え方で、私もISOのコンサルティングをさせていただく際は、いきなり理想のシステムを構築するのではなく、まずは現実に近いシンプルなシステムを作り上げることを提案している。そして無理なく認証取得をしてから、だんだんシステムを効果的なものに自分たちで仕上げていくことをお奨めしている。

ISOの審査の話になったときに、多くの人が100点満点またはそれに近い内容を目指さなければ認証取得ができないと考えていらっしゃるが、そうではなくて、ISOを認証取得すると、その後も毎年審査を受ける。その中でだんだんシステムがより良く仕上がっていけば良いのだ。審査員も前回の審査よりどれだけ改善されたかを見に来ている。なので認証取得を目指すに当たってはまずは完璧よりも及第点そこそこで充分である。
それを無視して、いきなり大企業並みのシステムを作り上げてしまい、認証取得はしたけれど運用が負担になって困っている企業が実際に多い。「ISOは重荷でしかない」などといった悪評を広げる根源でもある。

ISOもホームページも出来上がってからがスタートで、そこから継続的に改善することに力を入れるべきである。当社のホームページ等にご意見・ご感想がありましたら是非お寄せください。

posted by ISO支援ネット at 10:52| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする