2013年05月29日

滋賀県の企業様でISO9001のコンサルティング進行中です。

この春から滋賀県長浜市で製造業を営んでいる企業のISO9001認証取得のコンサルティングをさせていただくことになりました。なので今年の年末もしくは来年はじめごろまで滋賀県長浜市までちょくちょくお邪魔します。

滋賀県長浜市までは大阪から遠いように感じる方もいらっしゃるかもしれません。私としてはお客様からご依頼があればどこにでも喜んで参りますが、ISO9001のコンサルティングを依頼される企業様側にとっては地元の滋賀県など、近くにいるコンサルタントに支援をお願いしたいと思われるのが自然です。しかなしながら、同じ関西でもやや遠い私の会社にご依頼いただいたのは大変有難いことです。いくつかのコンサルティング会社の中から私の会社にお願いする価値を感じていただけたことを誇りに感じています。

さて、ISOコンサルティングをご依頼いただいて滋賀県長浜市まで数回お邪魔しておりますが、意外と大阪から長浜までは遠くありません。大阪駅から長浜駅まではJRの新快速に乗ると、乗り換えなしの1本直通で行けるので、やや距離はありますが交通の便が非常に良く、とても行きやすいところです。

長浜といえば関西では有名な観光地でもありますし、市内から東を望むと有名な伊吹山がそびえ、市外をはじめ、滋賀県外から多くの観光客が訪れるところです。私もコンサルタントで訪れたときに合わせて、一度は長浜観光をしたいと考えています。

ただいま、滋賀県長浜市のお客様のもとでISOコンサルティング進行中です。現状の仕事のやり方をお聞きするヒアリングをしているところで、ヒアリングを基に品質マニュアルを代行作成させていただきます。出来る限り現状の仕事のやり方をくずさずシステム構築をして、システム運用の段階でより良いシステムに作り上げる予定です。これは、いきなり現状とマッチしないシステムを構築してしまうとシステム運用が負担となり、ISO9001の目的である継続的改善が機能しなくなるためです。ISO9001の良いところは規格の中に自浄作用が含まれているところです。現状に適さない無理なシステム構築をすると、この自浄作用が機能しないばかりか、運用することが日常の負担になってしまいます。

年内いっぱい滋賀県に通い、お客様のご期待に沿うISO9001に仕上げたいと考えています。

ISO9001の認証取得、システム運用にご関心がある方は弊社までお気軽にお問い合わせください。
ISO支援ネット

ラベル:滋賀
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2013年03月01日

ISOは大規模より小規模、京都の小規模企業でISO9001の取得を目指しています。

先日、京都で製造業をされている会社でISO9001の勉強会と取得に向けてのキックオフ大会を実施してきました。
こちらの会社では2013年の夏にISO9001の審査を受ける予定で、ただいま取得に向けての準備段階です。私もISOコンサルタントとしてこちらの会社の取得支援をしています。

京都をはじめ、関西の企業でもこれからISO9001を取得されようとしている企業がいらっしゃり、ISOコンサルタントをしていると話すと「難しいんでしょ」と質問をいただくことがよくあります。近年、ISOを取得されようとする企業規模が小規模化されてきて、10名前後から20名前後の企業がISO取得に向けて準備をされているケースがよくあります。小規模の企業では、ISOに対して敷居の高さを感じている方々が多いようで、前述のような質問をよくいただきます。

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そんなときに私が話すのは、「小規模の会社の方が取得しやすいですよ」ということです。ISOを取得するということは、製造業であれば、お客様から注文を受けて、お客様の要求どおり製品を製造して、出荷するまでのプロセスをルール化するということです。ルール化というと、文書化を想像する人が多いかと思いますが、ISOでは極々基本的な部分の文書化は求めてはいますが、営業や製造といった実務に関するルール化については、全員が共通のルールを認識していれば良いということになっています。つまり、Aさんも、Bさんも同じやり方で営業や製造をしていれば問題ないということです。

規模の大きい会社であれば、共通のルールを認識させるために、実務レベルでも文書化が必要になりますが、小規模の企業であれば、わざわざ文書を付くならなくても、共通のルールで仕事が出来ているはずです。共通のルールが出来ていて、それを共有しているということは、すでにISOを取れる状態にあるということです。

なので、小規模の会社の方がISOを取得しやすいというか、既に取得する準備が整っているとも言えます。

今回、ISO9001の勉強会とキックオフをさせていただいた京都の製造業の会社も、工場で働いている方は約10名ほどです。こうなると勉強会の環境も良いですし、工場内のまとまりもあるので、非常に取得し易い条件が整っています。

ISOコンサルタントとしての私の役割は、ISO9001が要求している基本的な文書作成の支援とルールの整備、あとは勉強会や内部監査員研修などISO9001の理解を促すサポートと、実際の運用サポート、審査を適切にパスできるためのアドバイザーような役割を務めています。ISOコンサルティングも、規模の大きい会社であれば、隅々まで目を行き届かせるのに苦労をしますが、小規模の会社であれば、コミュニケーションもよく非常にサポートがし易い環境です。


こちらの京都の会社でも、ただいま基本的な文書ができあがりルールが整備され、これからルール通りに仕事をしていく段階です。ルールと言っても、これまでの仕事のやり方がルールそのものなので、特に難しいことをする必要はありません。それよりも、より顧客の満足度を高めたり、改善活動をする環境が整うことがISOを取得する大きなメリットです。

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2012年11月23日

介護施設でISO9001の勉強会をしてきました。

大阪の特別養護老人ホームにて、職員向けのISO9001勉強会を実施してきました。

こちらの介護施設では2013年にISO9001を取得することを目指し、準備活動をしています。わたしもコンサルタントとして取得のご支援をさせていただいています。

介護施設では、職員の方がシフト制で働いているので、一度に全員が集まることは不可能です。こちらの特別養護老人ホームでも同じ事情で、一般職員向けのISO勉強会を4グループに分けて実施させていただくことになっています。同じ勉強会を4回開催して、全員がいずれかに出席してもらおうということです。しかも時間は1時間限定。短い時間で老人ホームにおけるISO9001を理解してもらいます。


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介護施設に限らず、ISO9001を取得のコンサルティングをするときは従業員向けのISO勉強会をさせてもらうのですが、従業員の方は「ISO9001」と聞いてなんだか面倒臭そう、余計な負担が増えるのではという不安でISOに対する良い印象は決して持ってくれません。初めて起こることに不安を抱かない人はいないので当然の現象だと思っています。でも、面白いことに、ほとんど方々が、取得した後には、ISO9001にチャレンジして良かったと言ってくれます。

今回の介護施設でもそうなることを願っています。

そのISO勉強会でどんな話をさせてもらったかというと、「ISO9001とは」という話から、規格要求事項の概要、実際の介護現場で職員の方々がするべきことを話させていただきました。

その中でも一番大事なのは、何のためにISO9001を取得するのか、という話です。勉強会の開始にあたり老人ホームの施設長からも話があったのですが、「ISO9001取得」という看板を表にあげるためでは決してありません。ISO9001を取得するのは、介護サービスの中身を充実させるためです。どうしたら、施設に入居されている方々がさらに満足するのか、どうしたら、入居者のご家族がさらに安心してくれるのか、それを考えて、介護施設のサービスや仕事の中身を向上させていくためです。

当然、介護サービスを充実させようと思えば、そこの介護施設で働く従業員が成長し、組織力をつける必要があります。その組織力をつける仕組みを導入すること、つまりそれがISO9001を取得することです。

ISO9001には、規格の骨格となる大きな目的が2つあります。それは、ISO9001を導入することで、@顧客満足を向上させる組織になる、A継続的に改善のできる組織になる、ということです。サービス品質や仕事のやり方を継続的に改善して、顧客満足、サービス内容を常に向上させることを目指すための規格です。


この話を単純にとらえるとISO9001を取得するのは、とても難しいと思われる介護施設の方もいらっしゃるかもしれません。顧客満足を高めること、自分たちで改善を進めること、通常、これは容易いことではありません。自力でするのは難しいので、国際標準の仕組みを導入してシステムとして運用することでそれら実現できるのがISO9001です。


ISO9001を考えるとき、2つの見方をする人がいます。これはコンサルタントにも言えます。

多くの人たちが勘違いしているのは、
こんなんじゃISO9001は取得できない、とか、このレベルではISOを取得するのはまだ早い。と考えている人々がいます。コンサルタントも含めてです。


私はそんな人々に声を大にして言いたいです。
だからISO9001を取得するのです。なので人員が整っていて管理の行き届いた企業であればISO9001を取得する必要はないとも言えます。私は、まだ管理や整備が行き届いていない組織こそISO9001を導入して、製品やサービスの向上に努めるべきと考えています。


約1時間ほどの勉強会を実施させていただいて、多少なりとも、ISO9001の必要性や日常の仕事の中でやるべきことを理解していただいたと思います。受講された方の中からも良かったという感想が多少あったようで安心しました。


ちらの老人ホームをはじめ、一般の介護施設では様々な問題があるようです。ISO9001の改善の機能を活用して多くのことが良い方向に向けばと願っています。

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2012年04月13日

ISO9001の認証取得が広がった理由

ISO規格は数年に一度、規格内容の見直しが行われ改定がなされています。品質マネジメント規格であるISO9001であれば現在の最新版は2008年版です。2008年版への改定では新しい要求事項の追加はなく表現の変更に止まりましたが、その1つ前の2000年版の改定のときは全面改定がなされました。


当時の1994年版の規格は、大企業の中でも製造業を対象とした要求内容で中小企業やサービス業にとっては文書が膨大になったり、要求が重かったりと、とても運用しずらい評判の悪い規格でした。その内容を改めるため、2000年版では企業の規模や業種を問わず、どんな企業にも適用できる品質マネジメント規格として生まれ変わりました。要求事項をどのように満たすか、規格解釈の柔軟性と自由度が全面的に広がり、必ず文書化しないといけない手順も6つだけに減少しました。


2000年版の改定によって、事業内容や規模に適したシンプルな品質管理システムを構築し、負担なくISOの効果を得ることができるようになりました。しかしながら、今でも1994年版のような膨大な文書を揃えて四苦八苦しながら運用されている企業も多いという現実もあります。この辺は企業側がISO規格の意図をもっとよく理解する必要があります。


2000年版の改定を境にISO9001を取得する企業が一気に増えました。それはなぜか、ISOブームといった見方もされますが、正確には規格の自由度が増え取得しやすくなったことと、多くの企業が取引先であるお客様から「ISOを取得しているか」若しくは「これからISOを取得する予定があるのか」問いただされたことが要因です。

ISO9001規格の要求事項の1つに「仕入先や外注業者を評価しなさい」という項目があります。ISO9001は顧客満足と改善を目的とした規格なので、仕入先を評価しなさいという要求は、悪い商品やサービスを仕入れることは、結果としてお客様の不満足につながりますよ。という意味が込められています。

ISOを取得した企業は次々に仕入先の評価を行い、ほとんどの企業がその評価の中に「ISO9001を取得しているか」といったチェック項目を入れたのです。そのチェックを受けた仕入先企業はISOの必要性を感じ取得し、またその仕入先の仕入先もISOを取得するといったISOの輪が国内に一気に広がりました。これがISO9001の取得が広がった理由です。


ISO取得の広がりは当時の勢いからは落ち着きを見せていますが、つい数年前も大手企業がISO9001を取得していない仕入先との取引を継続しないことを打ち出したり、大震災やタイの洪水で供給不足に陥った企業が仕入先管理を見直しを強めています。また、近年は競争の激しいサービス業でのISO取得や未成熟な業態で品質管理を強めようとISOを取得する輪が今も広がりつつあります。
ラベル:ISO9001
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2012年01月13日

最近の審査傾向2012「是正処置」と「継続的改善」

ISO9001の取得から取得後の運用とコンサルティングをさせていただいている会社がこの1月に2回目の更新審査を受けます。先日、審査前に訪問し、各部門のリーダーを前に審査を受けるに当たって少しお話をさせていただきました。

その場でお話したことなのですが、最近、審査において、是正処置や予防処置が的確に行われているか、ということに重点を置いて審査されるケースが目立っています。最近のISO審査の傾向と言っても良いかもしれません。私はこの傾向にとても好感をもっています。ISO9001の本来の目的は「顧客満足向上」と「継続的改善」です。私は企業がISOを運用するに当たって、特に後者の「継続的改善」が非常に重要であると捉えています。

「顧客第一」「顧客満足」の方が大事だろうとおっしゃる方もいるかもしれません。それも当然、大事なことです。ただ、このご時世、どんな業種の企業も、企業間の競争が激しく、「お客様満足」という志向は企業内で周知され実践されている企業がほとんどです。お客様の要求は絶対、その要求を守れなかったら次のチャンスはない、そんな緊張感をもって仕事をされている会社ばかりです。なので、5年前ならともかく、お客様満足というのは今更の感があります。

一方の「継続的改善」ですが、これはまだまだ実践できている会社が多くありません。例えば、社内の工程で不適合製品や不適合サービスが発生した場合、当然、お客様に迷惑をかけてはならないので、製品であればお客様の元に納品されないよう気をつけたり、サービスであれば、修正してお客様にお詫びをしたりすることは、どこの企業でも実践されていると思います。

しかし、是正処置、いわゆる再発防止策まで的確に出来ている会社は多くはありません。ISOでは不適合が発生した場合は、その不適合が再発しないように再発防止策である是正処置をすることになっています。起こってしまった不適合を是正処置することで、次は同様の不適合を発生させない、これを社内で水平展開していくことで会社はどんどん強くなっていくというのがISOの考え方であり、これが継続的改善の1つです。

あらゆる場面、あらゆる製品・サービスについて継続的改善することは結果的にお客様にも喜ばれることです。なので私は継続的改善が重要であり、最近の審査の傾向に好感をもっている理由です。

ISOを取得している会社でも、是正処置が的確に出来ている会社は少数であると感じています。それは、是正処置は誰もがすぐに出来ることではなく、勉強や経験を積んでいく必要があるからです。私も企業向けの是正処置の勉強会を開催していますが、是正処置は業種などによって対象や複雑さが異なるので、どこの企業でも試行錯誤しながら取組まれています。

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