2012年01月24日

ISO9001の更新審査に立ち会いました。

支援先の企業のISO9001の更新審査に立ち会ってきました。
ISOの認証書の有効期限は3年なので、3年毎に更新審査を受けます。自動車免許の更新のような感覚ですね。更新審査は3年毎ですが、毎年定期審査(維持審査)があるので、実際には毎年審査あることになります。更新審査と定期審査の違いですが、単純には時間が長いか短いかで、審査の内容は基本的に同じです。今回、立ち会った企業の場合、更新審査は2日間なのに対し、定期審査は1日です。審査時間が1日か2日かの違いです。

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ただ、毎年同じ審査が行われるかというと、そうでもありません。ISO9001の場合、規格の目的の1つに「継続的改善」という意図があるので、審査員は前年よりマネジメントシステムが向上しているか、去年よりは今年、今年よりは来年と段々と審査の視点が高くなっていきます。例えば、1番最初に受ける審査では、システム運用ができる状態が最低限に整っていれば審査をパスできても、2年目以降の審査ではシステムを効果的に運用しているかという視点が徐々に審査視点に加わります。運転技術が上達していることを求められるということでしょうか。

今回、立会いをした審査でも、不適合は0件でしたが、これまでより高い視点からの指摘をいろいろいただきました。事業継続のことや、製品品質の向上などについて。審査によって課題が抽出され、これに応えることによって、企業経営の状態がステップアップする。これがISO審査の理想の姿です。ISO取得企業の中でも審査を有効活用できていない企業がまだまだ多いようです。これは審査を行う審査機関、審査員側にも問題がないとは言えませんが、審査を受ける企業側が審査をしっかりと改善の機会と捉え、前向きに審査に向かうことで有効な審査になります。

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2011年11月23日

ISOの定期審査に立ち会ってきました。

先日、コンサルティング先の会社でISO9001の定期監査(審査と同意語です)があり、立ち会ってきました。こちらの会社は大阪の製造業で、既にISO9001の認証を取得され、今回は何度かめの定期審査でした。

ISO9001の認証を取得すると、取得したその後も半年または1年毎(選択性)に定期審査が行われます。これを定期監査や維持審査と呼んでいるのですが、認証を取得すると、毎年、必ず審査が行われることになります。定期審査は認証取得の可否を決定する初回審査よりは審査工数(審査時間)が短いものの、審査方法は初会審査と全く同じなので、企業側にとっては審査の慣れは生じるものの緊張する場面となります。

別の企業の話になりますが、同じくISOを取得されている企業の社長が、「ISOは取得後も定期的に審査員が見に来てくれるからいいよ」と仰っていました。取りっぱなしで後に何もなければ運用状態が低下することを懸念されてのお言葉でした。



私も審査が行われる度に、企業の方々に「審査は改善の機会なので、運用状態をオープンにして、仮に指摘されても、それは前向きに改善しましょう」とお話をしています。審査での指摘がゼロだと悪い気はしないのですが、せっかくお金を払って審査を受けているのですから、何か宿題をもらった方が会社のためです。

今回の定期審査では、軽微な不適合が1件と、その他の観察事項が数件ありました。こちらの会社も認証を取得後から、徐々に継続的改善がなされ運用状態が高まってきています。まだまだ向上の余地があると、社長を先頭に改善活動に取り組んでおられます。
ラベル:定期審査 ISO
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2011年10月11日

ISO審査の事前確認に立合う

ISOの審査機関が実施する本審査前の事前確認に立合いました。
ISOの審査機関によっては、ISOの登録審査(本審査)を行う前に、実際に審査を受ける企業に訪問し、会社の組織やレイアウト、業務の規模を確認したり、システムの運用状況を確認する機会を設け、その会社にマッチした監査プログラムを立てたり、周到な監査が出来るように準備をする場合があります。

現在、ISO9001のコンサルティングをしている会社が年内に登録審査を受ける予定で、審査を担当する審査機関の方が事前の確認に来られるということで私も立会いました。この事前の確認では、審査行為はしないということになっていますが、本番に来られる審査員が来るので、対応する側もやや緊張する機会です。ただ、いきなり本番でいろいろ思ってもいない指摘を受けることを思えば、事前に審査員とコミュニケーションをとる機会があると、審査員の方の個性や考え方が分かるので、企業側も当日の予行演習のような雰囲気を味わえて良い機会だと思っています。

今回、来られた審査員の方は、とても雰囲気の良い方で、細かく見てくれそうな審査員の方であり、かと言って上げ足を取るような方ではなく、安心しました。審査員の応対をされる企業側の方々には、全てオープンにして臨んだ方が良い機会となると事前にお伝えしていた通り、正々堂々と振舞っていただき、双方にとって良い機会になったのではと立ち会いながら感じました。

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2011年06月28日

姫路でのISO審査に立合う

今月はコンサルティング先の2社でISO審査があり審査に立ち会った。偶然にも2社とも姫路市内の企業で今月は姫路方面への外出が多かった。姫路市内は海岸沿いに工場地帯があるし、内陸にも企業団地があったり、製造業の盛んな都市であり当社のお客様も何社か姫路市内に事業所を構えられている。

2社の内、1社はISO9001の審査、もう1社はISO9001とISO14001の統合審査だった。審査に同席させていただいてもコンサルタントに発言権はないので私は黙って審査の進行を見守っている。とは言っても、ときどき審査員の質問される意図が企業側に伝わっていなかったり、逆に、企業側の発言が審査員に通じなかったりして、話がこじれることがあるので、そんなときは意思疎通が上手くいくように間を割って助言や補足をさせていただく。

ISO審査は良くも悪くも特異なイベントで、審査員は企業側の日頃の事情を知らないし、企業側は多少緊張しているし、そんな人間同士が行う行為なので時に審査が上手く進行しないこともよくある。例えば、企業の方が前向きにシステム運用を取組んでいる箇所でも、企業側の意図していることが伝わらず、不本意な指摘を受けそうになることも少なくない。そんなときはコンサルタントの私が企業に替わって補足の説明をさせていただく。大抵の場合、審査員の方に納得していただけるので、審査に同席させていただいて良かったと思える一場面となる。

基本的にコンサルタントが審査で発言するのは良くないと思っているし、不適合をもらうこと自体は企業にとっては改善の機会となるので良いことだと思っている。しかし、不本意な不適合、つまり相互の不理解から生じた不適合こそ面倒なものはない。本当は不適合ではないから是正のしようがないのだ。

全てのISO審査にコンサルタントが立ち会っている訳もないので、世の中にはきっと不本意な指摘を受けている企業も沢山あるのだと思う。審査員の方の理解不足ということもあるだろうし、企業側の説明不足ということもあると思うが、今回の2社を担当されたそれぞれの審査員の方はとても柔軟な方だった。




姫路のISOコンサルタント

ラベル:ISO 姫路 審査
posted by ISO支援ネット at 20:27| 審査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月14日

2社のISO審査

今月はコンサルティング先の企業2社でISO審査があり立会いをした。1社は新規にISO9001を取得される企業の登録審査、もう1社は定期監査だった。
審査を受ける際は、重大な不適合が発見されることはあってはならないが、いくつかの軽微な不適合が発見され是正を要することになるという心構えでいる。なのでコンサルティング先の企業の方々にも必ず軽微な不適合はいくつか指摘されますよ。指摘は改善の機会なので、前向きに受け止めて是正するのが会社のためですよ。と事前に申し上げている。お金を払って審査を受けるのだから、指摘をもらって改善の宿題をもらう方が企業のためである。

しかし、今回の登録審査では不適合が0件だった。受審された企業の方々は喜んでいたし、コンサルタントとしても面目たつが、何か物足りない気も。審査は改善の機会のはずである。

当社のホームページISO支援ネット

ラベル:審査
posted by ISO支援ネット at 09:47| 審査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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