2012年01月31日

内部監査員研修の講師を募集 ISO審査員資格を有する方

ただいま当社では内部監査員研修の講師をしていただける方を募集しています。

当社ではISO内部監査員を養成する内部監査員研修を企業様のご依頼の基づき実施しています。ご依頼いただいた企業様の事業所に講師が訪問する講師派遣型です。


研修エリアは全国です。昨日も北海道の札幌の企業様より内部監査員研修のお見積依頼がありました。研修時期やどの講師が担当するかも未定ですが、冬の札幌を体験できるのも講師業ならではです。全国へ訪問するのは移動などが大変なときもありますが、その地域の風土を肌で感じるのも良い経験です。昨年は内部監査員研修で東北の企業様に訪問して、地震災害の話を聞く貴重な体験をしました。


当社では、内部監査員研修については社内研修で実施するのが効果的であると考えています。当社の研修は何よりも実践志向で研修を修了した内部監査員は即戦力になっていただきたいと考えているからです。

当社の研修プログラムにある演習では、訪問した企業の実在部門を被監査部門に設定して、受講者の方々には実際の監査を想定して、監査計画、チェックリストを作成していただき、それを基に実在部門の監査模擬を体験していただきます。この実践的な演習は講師派遣型でしか実現できません。受講者の方もより現実的な監査を体験できるために、ISOや監査に対する理解が早いようです。


ただいま当社では、東京、大阪を起点に全国の企業様より内部監査員研修のご依頼を承っておりますが、より効率的に全国の企業様に研修サービスを提供できるよう内部監査員研修の講師を全国から募集しています。

応募資格はいくつかありますが、ISO9001、14001、27001の監査員資格を有している方で、且つ、ISO審査員若しくはISOコンサルタントのご経験がある方を北海道、東北から九州、沖縄まで全国より募集しています。

講師は非常勤の登録制です。ご興味のある方は、下記のホームページに募集案内を掲載しています。

内部監査員研修講師の求人案内

ご応募をお待ちしております。

posted by ISO支援ネット at 10:21 | TrackBack(0) | 研修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月24日

ISO9001の更新審査に立ち会いました。

支援先の企業のISO9001の更新審査に立ち会ってきました。
ISOの認証書の有効期限は3年なので、3年毎に更新審査を受けます。自動車免許の更新のような感覚ですね。更新審査は3年毎ですが、毎年定期審査(維持審査)があるので、実際には毎年審査あることになります。更新審査と定期審査の違いですが、単純には時間が長いか短いかで、審査の内容は基本的に同じです。今回、立ち会った企業の場合、更新審査は2日間なのに対し、定期審査は1日です。審査時間が1日か2日かの違いです。

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ただ、毎年同じ審査が行われるかというと、そうでもありません。ISO9001の場合、規格の目的の1つに「継続的改善」という意図があるので、審査員は前年よりマネジメントシステムが向上しているか、去年よりは今年、今年よりは来年と段々と審査の視点が高くなっていきます。例えば、1番最初に受ける審査では、システム運用ができる状態が最低限に整っていれば審査をパスできても、2年目以降の審査ではシステムを効果的に運用しているかという視点が徐々に審査視点に加わります。運転技術が上達していることを求められるということでしょうか。

今回、立会いをした審査でも、不適合は0件でしたが、これまでより高い視点からの指摘をいろいろいただきました。事業継続のことや、製品品質の向上などについて。審査によって課題が抽出され、これに応えることによって、企業経営の状態がステップアップする。これがISO審査の理想の姿です。ISO取得企業の中でも審査を有効活用できていない企業がまだまだ多いようです。これは審査を行う審査機関、審査員側にも問題がないとは言えませんが、審査を受ける企業側が審査をしっかりと改善の機会と捉え、前向きに審査に向かうことで有効な審査になります。

posted by ISO支援ネット at 22:36 | TrackBack(0) | 審査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月13日

最近の審査傾向2012「是正処置」と「継続的改善」

ISO9001の取得から取得後の運用とコンサルティングをさせていただいている会社がこの1月に2回目の更新審査を受けます。先日、審査前に訪問し、各部門のリーダーを前に審査を受けるに当たって少しお話をさせていただきました。

その場でお話したことなのですが、最近、審査において、是正処置や予防処置が的確に行われているか、ということに重点を置いて審査されるケースが目立っています。最近のISO審査の傾向と言っても良いかもしれません。私はこの傾向にとても好感をもっています。ISO9001の本来の目的は「顧客満足向上」と「継続的改善」です。私は企業がISOを運用するに当たって、特に後者の「継続的改善」が非常に重要であると捉えています。

「顧客第一」「顧客満足」の方が大事だろうとおっしゃる方もいるかもしれません。それも当然、大事なことです。ただ、このご時世、どんな業種の企業も、企業間の競争が激しく、「お客様満足」という志向は企業内で周知され実践されている企業がほとんどです。お客様の要求は絶対、その要求を守れなかったら次のチャンスはない、そんな緊張感をもって仕事をされている会社ばかりです。なので、5年前ならともかく、お客様満足というのは今更の感があります。

一方の「継続的改善」ですが、これはまだまだ実践できている会社が多くありません。例えば、社内の工程で不適合製品や不適合サービスが発生した場合、当然、お客様に迷惑をかけてはならないので、製品であればお客様の元に納品されないよう気をつけたり、サービスであれば、修正してお客様にお詫びをしたりすることは、どこの企業でも実践されていると思います。

しかし、是正処置、いわゆる再発防止策まで的確に出来ている会社は多くはありません。ISOでは不適合が発生した場合は、その不適合が再発しないように再発防止策である是正処置をすることになっています。起こってしまった不適合を是正処置することで、次は同様の不適合を発生させない、これを社内で水平展開していくことで会社はどんどん強くなっていくというのがISOの考え方であり、これが継続的改善の1つです。

あらゆる場面、あらゆる製品・サービスについて継続的改善することは結果的にお客様にも喜ばれることです。なので私は継続的改善が重要であり、最近の審査の傾向に好感をもっている理由です。

ISOを取得している会社でも、是正処置が的確に出来ている会社は少数であると感じています。それは、是正処置は誰もがすぐに出来ることではなく、勉強や経験を積んでいく必要があるからです。私も企業向けの是正処置の勉強会を開催していますが、是正処置は業種などによって対象や複雑さが異なるので、どこの企業でも試行錯誤しながら取組まれています。

posted by ISO支援ネット at 14:32 | TrackBack(0) | ISO9001 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月28日

社員が全員参加のマネジメントレビューに立会いました。

先日、ISO9001の認証取得を目指されている会社のマネジメントレビューに出席してきました。こちらの会社は私が認証取得のコンサルティングを担当している会社で、マネジメントシステムの運用も数ヶ月の実績ができ、後はマネジメントレビューを実施して、審査を受けるだけというところまで来ていました。

このブログでもマネジメントレビューの話題が出る度に言っていますが、マネジメントレビューはシステム運用の総括で、システム運用の実績を評価して、これからのシステム運用が更に良くするための改善の機会です。


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このマネジメントレビューのやり方は企業の自由です。
こちらの会社の社長にも、色々なレビューのやり方があることを一通り説明させていただくと、社長はマネジメントレビューを全員参加で実施すると言われました。これまで社員全員が集まる全体会議のようなものをしてこなかったので、ISO取得を機会にマネジメントレビューは正社員全員が参加して実施しようということになりました。こちらの会社の社員数はパートや派遣の方を除いて正社員20名弱です。


社員全員でマネジメントレビューを行おうとされる社長の主な趣旨は、社員全員が集まって会社の情報を共有することと、社員1人1人に会社や仕事に対する考えを発言してもらいたいという2点でした。

早速、社長とマネジメントレビューのプログラムの打合せをしました。規格要求事項となっているインプット項目(評価項目)を漏らさないようにすることと、社長が社員にどんなことを発言してもらいたいか、また、社員の方々がどんなことであれば発言し易いかなどを考えながら、マネジメントレビューのプログラムを作成していただきました。

また、プログラムとは別に、社員の方の中には、人が集まるな中で発言をすることに慣れていない方もいらっしゃるので、あらかじめ発言する項目を書きいれられるフォームを会社側で作成し、社員が事前にフォームの項目を埋めることで発言内容がまとめられるように段取りをしました。

社員を含め、マネジメントレビューで発言や発表をされる人には、レビューの前日までに資料を提出してもらうようにして、レビュー当日にはプロジェクターで資料を投影しながらプログラムを進めることにしました。


レビュー当日、全員が一同に会してマネジメントレビューが始まりました。各部門の品質目標の進捗状況や、内部監査の実施結果、製品不良やクレームに関する情報、顧客満足度調査の結果、仕入先の評価結果など、規格要求事項となっているインプット情報が次々と発表され、プログラムの最後に社員の方がお1人ずつ、事前に与えられていた項目について、ご自分なりにまとめられた内容を発表されました。その発表項目の1つに、会社への要望というテーマがありました。社長は社員の方々の要望に対して、その都度、回答をされました。社長の回答のほとんどが、一度、その要望が会社として実現できるのか、関係する社員の名前を挙げて、検討または実現のための計画を策定するよう指示されました。

全ての要望が実現に至るか、この時点では分かりませんでしたが、社長が社員の方々の要望を前向きに受け止められるスタンスは清々しく、
社員の方も自分の提案が受け入れられ認められたことに満足されたのではないでしょうか。今後、実際に提案が実現していくことになれば、社員の方は達成感を味わい、また責任感も芽生えていくことが想像できます。


今回は社長の提案で珍しいマネジメントレビューとなりましたが、形式的ではなく実質的で充実したレビューであったと感じました。全員参加のマネジメントレビュー、これはどこの会社にもお手本となるようなレビューでした。

posted by ISO支援ネット at 18:55 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月23日

ISOの定期審査に立ち会ってきました。

先日、コンサルティング先の会社でISO9001の定期監査(審査と同意語です)があり、立ち会ってきました。こちらの会社は大阪の製造業で、既にISO9001の認証を取得され、今回は何度かめの定期審査でした。

ISO9001の認証を取得すると、取得したその後も半年または1年毎(選択性)に定期審査が行われます。これを定期監査や維持審査と呼んでいるのですが、認証を取得すると、毎年、必ず審査が行われることになります。定期審査は認証取得の可否を決定する初回審査よりは審査工数(審査時間)が短いものの、審査方法は初会審査と全く同じなので、企業側にとっては審査の慣れは生じるものの緊張する場面となります。

別の企業の話になりますが、同じくISOを取得されている企業の社長が、「ISOは取得後も定期的に審査員が見に来てくれるからいいよ」と仰っていました。取りっぱなしで後に何もなければ運用状態が低下することを懸念されてのお言葉でした。



私も審査が行われる度に、企業の方々に「審査は改善の機会なので、運用状態をオープンにして、仮に指摘されても、それは前向きに改善しましょう」とお話をしています。審査での指摘がゼロだと悪い気はしないのですが、せっかくお金を払って審査を受けているのですから、何か宿題をもらった方が会社のためです。

今回の定期審査では、軽微な不適合が1件と、その他の観察事項が数件ありました。こちらの会社も認証を取得後から、徐々に継続的改善がなされ運用状態が高まってきています。まだまだ向上の余地があると、社長を先頭に改善活動に取り組んでおられます。
posted by ISO支援ネット at 22:31 | TrackBack(0) | 審査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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