2011年11月23日

ISOの定期審査に立ち会ってきました。

先日、コンサルティング先の会社でISO9001の定期監査(審査と同意語です)があり、立ち会ってきました。こちらの会社は大阪の製造業で、既にISO9001の認証を取得され、今回は何度かめの定期審査でした。

ISO9001の認証を取得すると、取得したその後も半年または1年毎(選択性)に定期審査が行われます。これを定期監査や維持審査と呼んでいるのですが、認証を取得すると、毎年、必ず審査が行われることになります。定期審査は認証取得の可否を決定する初回審査よりは審査工数(審査時間)が短いものの、審査方法は初会審査と全く同じなので、企業側にとっては審査の慣れは生じるものの緊張する場面となります。

別の企業の話になりますが、同じくISOを取得されている企業の社長が、「ISOは取得後も定期的に審査員が見に来てくれるからいいよ」と仰っていました。取りっぱなしで後に何もなければ運用状態が低下することを懸念されてのお言葉でした。



私も審査が行われる度に、企業の方々に「審査は改善の機会なので、運用状態をオープンにして、仮に指摘されても、それは前向きに改善しましょう」とお話をしています。審査での指摘がゼロだと悪い気はしないのですが、せっかくお金を払って審査を受けているのですから、何か宿題をもらった方が会社のためです。

今回の定期審査では、軽微な不適合が1件と、その他の観察事項が数件ありました。こちらの会社も認証を取得後から、徐々に継続的改善がなされ運用状態が高まってきています。まだまだ向上の余地があると、社長を先頭に改善活動に取り組んでおられます。


ラベル:定期審査 ISO
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2011年11月15日

大阪の企業で内部監査員研修を実施しました。

先日、大阪の樹脂加工会社から内部監査員研修のご依頼をいただき、講師を務めてきました。
ISO9001(品質規格)やISO14001(環境規格)を取得している会社は定期的(年1回以上)に自社が国際規格を満たしているか否か、また、それらに効果があるか否か自分たちで監査をすることになっています。

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内部監査は自分たちで自分たちの仕事や活動を監査するので、監査を担当する監査員はISO規格の知識や監査技術を身につけていなければなりません。そのため内部監査員になる方々は必ず内部監査員研修などのトレーニングを受けることになっています。今回、ご依頼いただいた会社は数年前にISO9001を取得されている会社で、既に社内に内部監査員が10名ほどいらっしゃいますが、新たに10名の社員の方々が内部監査員になるべく研修に参加されました。

こちらの会社では内部監査員の人数が不足しているという訳ではありません。内部監査員となる社員がISOを一番勉強し理解しているので、会社としては多くの社員にISOの勉強をしてもらい、社内のISO運用状態を高めようというのが今回の研修の大きな狙いです。別のある企業では、社員全員が内部監査員になることを目指している会社もあるくらいです。

当社 ウイズダムマネジメントが行う内部監査員研修は1日半(11時間)を要するプログラムで、ISO規格と監査技法を学び、実際に監査の模擬を体験していただきます。
研修前にはISO規格の中身を知らなかった人たちも、研修終わりには規格本をスラスラとめくり内部監査を実施できるようになるので、その変わり様にはいつも驚かされます。

内部監査員は経営者の代理となって、独立した客観的な視点で監査をしなければなりません。内部監査員が各部門に対して指摘や改善要求を行うことで管理体制が改善され、これを継続していくことで会社全体がだんだん良くなっていくのが内部監査の一番の利点です。事実、内部監査を前向きに取組んでいる会社では内部監査を重ねる度に会社全体が底上げされています。



スケジュールを選べる大阪の内部監査員研修
大阪の企業様に身につく実践的な内部監査員研修を提供しています。
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2011年11月01日

管理責任者とマネジメントレビューの方法

昨日、大阪の会社でISO9001のマネジメントレビューのサポートをしてきました。

お伺いした会社は従業員約20名の製造業。この会社は社長がトップマネジメントと品質管理責任者を兼務されています。品質管理責任者というのは、ISO規格が配置を要求している「マネジメントシステムの運営責任者」のことです。管理責任者が運営責任をもち、マネジメントシステムの運営の経過や結果を社長に報告する立場の人です。

私は大企業も小規模企業もお邪魔をする機会がありますが、特に少人数の企業では社長が管理責任者を兼務されているところは少なくありません。社長が管理責任者を兼務されている会社は、いずれも、まずは社長である自分が管理責任者を担当して、数年したら次の方に引き継ごうというお考えをもっているケースが多いです。


管理責任者は社長と別の立場の人が担当すべきであるとのお考えをする人もあるようですが、私は社長が管理責任者を兼務されるということは非常に良いことだと思っています。それはISOの取得及び運用については、リーダーの存在が非常に大きいからです。取得までの構築期間や取得後の運営期間において旗振り役の存在が必須です。特にISO9001では経営要素を多く含んでいる規格なので、社長が先頭に立って運営していくことは極自然で、後ろを付いて行く従業員の方々も社長が先頭に立っていれば、ISOが会社に必要なことであるとの認識をしやすいようです。


サポートしてきたマネジメントレビューですが、今回はその管理責任者を兼務されている社長と私の2人で実施してきました。私はサポート役のオブザーバー的存在なので、実質、社長が管理責任者の役を兼ねながら1人でマネジメントレビューを実施したことになります。


マネジメントレビューは色んなやり方・方法があります。今回のように社長と管理責任者だけで行う方法や、会議体で複数の人が集まって行う方法、書類のやり取りだけで実施する方法もあり、どのような方法を採用するかは企業の自由です。どのやり方が良いというのではなく、自社に合ったやり方を採用するのがベストです。


今週は別の会社でマネジメントレビューに立合う予定です。その会社では社員が全員出席してマネジメントレビューを行う予定です。また機会があればこのブログなどでもその様子を紹介したいと思います。
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2011年10月31日

姫路市で内部監査員研修を実施してきました。

先週末の金曜から土曜にかけて兵庫県姫路市で内部監査員養成研修をしてきました。

姫路市にあるメーカーから、ISOの内部監査員研修のご依頼をいただきました。こちらの会社はISO9001と14001の両方の規格の認証を取得されており、今回は品質と環境の両方の規格に関する内部監査員研修を同時にしてきました。受講者は7名。1つの規格の内部監査員研修なら、通常、1日半の11時間で実施するところ、2つの規格の同時研修なので丸々2日間を使って内部監査員研修を実施させていただきました。

品質と環境の2つの規格は似通っているところが幾つもあるので、一度の研修で2つの規格を比較しながらお話をするのは効率が良いところもありますが、場面によっては品質と環境と頭の切り替えが必要なところもあるので、研修を受講されている方々は1度に2つの規格を理解するのは大変だったと思います。出来るだけ分かりやすくという思いで研修を進めさせていただきました。

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上の写真は、自分たちで作成したチェックリストに基づいて内部監査の模擬(ロールプレイング)をしている様子。




今回の研修は受講者の皆さんが前向きに参加いただき、社内研修ということもあってリラックスしながら、ときどき笑いもあって雰囲気の良い研修でした。当社でさせていただく内部監査員研修は、ご依頼いただいた会社の実在部署を被監査部署に設定して、監査計画からチェックリストの作成、監査模擬、報告書作成などをするので、その辺では皆さん非常にスムーズにご理解いただけるようです。

研修で毎回お伝えすることですが、内部監査はマネジメントシステムにおける改善の機会の要です。内部監査員の方々が指摘や改善を促すことで会社が良くなる。責任ある役割ですが、自分の会社を自分たちで良くすることは、結果、自分のためであることを理解して、今後、内部監査に前向きに取組んでいただければと願うばかりです。



今日は、大阪の製造メーカーにてマネジメントレビューに立合う予定。週末は大阪市内の会社で内部監査員養成研修をさせていただく予定です。


兵庫県姫路市にて実績のあるISO支援ネット
姫路でISOコンサル、ISO研修を提供いたします。

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2011年10月11日

ISO審査の事前確認に立合う

ISOの審査機関が実施する本審査前の事前確認に立合いました。
ISOの審査機関によっては、ISOの登録審査(本審査)を行う前に、実際に審査を受ける企業に訪問し、会社の組織やレイアウト、業務の規模を確認したり、システムの運用状況を確認する機会を設け、その会社にマッチした監査プログラムを立てたり、周到な監査が出来るように準備をする場合があります。

現在、ISO9001のコンサルティングをしている会社が年内に登録審査を受ける予定で、審査を担当する審査機関の方が事前の確認に来られるということで私も立会いました。この事前の確認では、審査行為はしないということになっていますが、本番に来られる審査員が来るので、対応する側もやや緊張する機会です。ただ、いきなり本番でいろいろ思ってもいない指摘を受けることを思えば、事前に審査員とコミュニケーションをとる機会があると、審査員の方の個性や考え方が分かるので、企業側も当日の予行演習のような雰囲気を味わえて良い機会だと思っています。

今回、来られた審査員の方は、とても雰囲気の良い方で、細かく見てくれそうな審査員の方であり、かと言って上げ足を取るような方ではなく、安心しました。審査員の応対をされる企業側の方々には、全てオープンにして臨んだ方が良い機会となると事前にお伝えしていた通り、正々堂々と振舞っていただき、双方にとって良い機会になったのではと立ち会いながら感じました。

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